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2005年02月07日

高知短大の志願者半減 検討委の「廃止」提言響く?

高知新聞(2/05)

 高知短大(高知市永国寺町)の17年度入試の志願者が激減している。現時点の志願者は昨年同時期の半数。同短大をめぐっては、昨年10月の県立大学改革検討委員会の提言に「廃止」が盛り込まれており、短大側は「大学がすぐになくなると誤解されているのではないか」と分析。「廃学は決まっていない」と学生募集に懸命だ。

 同短大は入学定員120人の夜間制。勤労学生や定年退職した年配者も多く、志願者も毎年、定員を上回っていた。

 ところが、昨年11月の推薦入試と同12月の社会人入試(1回目)は志願者が計32人。前年の65人から半減した。

 最大の要因として浮上したのが検討委の「廃止」提言。県はまだ高知女子大を含む県立大の将来像を具体的に示しておらず、廃止は決まっていない。

 玉置雄次郎学長代理は「廃学するにしろ法に基づいた手続きが必要で急になくなることはない。検討委の提言も本学が担ってきた機能を否定していない」と説明する。

 4日夜の入試説明会には例年以上の人が集まり、今後の一般入試や社会人入試(2回目)で持ち直す可能性はある。しかし同短大は危機感を緩めておらず、玉置学長代理は「地域に根差した科目、県民の教養や文化の向上に貢献する科目も開設している。学生や卒業生の評判もよく、ぬくもりのある大学。ぜひ入学してほしい」と呼び掛けている。


投稿者 管理者 : 2005年02月07日 00:06

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