個別エントリー別

« その他大学関係のニュース | メイン | [聞く]国立大学法人佐賀大の運営 佐賀大学長・長谷川照さん »

2005年02月18日

富士フェニックス短大:来月末、廃校に 「短大の役割終えた」

毎日新聞(2/17)

 学校法人加藤学園(沼津市)は、運営している富士フェニックス短大(御殿場市水土野)を3月末で廃校することを決め、援助を受けている御殿場市などに連絡した。少子化と高校生の短大離れによるものだが、4年制大学や専門学校が増え、短大の魅力が薄れたことも背景にあるようだ。
 同大は92年、英語英米文学科と日本語日本文学科(定員各100人)の2学科で創立された。93年には479人が在学していたが、18歳人口の減少とともに95年には定員割れを生じた。97年には男子学生の受け入れも始めたが、同年の入学者数は8人に落ち込んだ。このため04年度は募集せず、在学していた17人の2年生は他の大学に編入し、現在は学生はいない。
 同学園は「高校生の短大離れは想像を超えていた。高等教育機関としての短大の役割は終わったのでは」と話している。同大は創立時に御殿場市など2市3町から用地提供や12億7000万円の助成を受け「廃校時は用地を現状回復して返還する」などの協定を結んでいるため、今後、跡地利用などについて同市などと協議する。


投稿者 管理者 : 2005年02月18日 01:18

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://university.main.jp/cgi311/mt/mt-tb.cgi/673

コメント