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2005年04月02日

平安女学院 補助金問題 あくまで返還要求 知事、守山市長ともに

中日新聞(2005/04/02)

 【滋賀県】三月末で学生が不在となった平安女学院大(本部京都市)のびわ湖守山キャンパス(守山市)を巡る問題で、国松善次知事は一日、県が大学側に支払った施設整備の補助金八億円について「(学生が守山で学ぶという)当初の目的に沿った形で大学が運営されない状態が続くのであれば、当然返還を求めなければならない」と述べ、あらためて返還請求する考えを明らかにした。二十五億六千五百万円の補助金を交付した守山市の山田亘宏市長も同日、「(学生不在の状態では)補助金を返還してもらう方針に変わりはない」と述べた。
 同市では、市立守山女子高を学校法人立命館に譲渡する計画を進めていおり、びわ湖守山キャンパスを立命館が運営する高校の校舎に転用する案も上がっている。山田市長はこの案は「選択肢の一つ」としており、当初通りの返還を求めていく。
 一方、学校法人平安女学院は一日付で、びわ湖守山キャンパス内に「人間社会学部守山分室」を設置。職員五人が常駐し、建物の管理を行っているという。同学院事務局は「近く研究科も置く方針」としている。(池田知之、岡本恵里子)


投稿者 管理者 : 2005年04月02日 02:41

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