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2005年06月14日
富山医薬大、病院眼科長職問題 仮処分申請で富山地裁 審尋開始
管理能力の有無争う 医薬大病院眼科長職問題富山医薬大付属病院眼科の前診療科長で同大教授が、診療科長職の併任を解かれたのは不当として地位保全を求めた仮処分申請で、富山地裁は27日、審尋を開き、教授と大学側の意見を聞いた。両者は科長としての管理運営能力の有無について争い、双方の主張を裏付ける証拠を求めた。
代理人らによると、教授側は「管理運営能力に問題はなかった」などと主張。大学側に各診療科やほかの新設医科大眼科と、教授が診療科長を併任していた際の眼科の診療実績の比較を求めた。
大学側は「あくまでも管理運営能力が解任の理由」とし、科長時に挙げた成果を示すよう反論したとみられる。
同大は3月、「眼科の管理運営能力が不十分」として教授が併任していた診療科長職を解任。教授側は、解任で約1カ月にわたり診療科長が不在になったことを指摘し、「大学側こそ管理運営能力が問われる」と話している。
次回審尋は7月6日。
[関連ニュース、いずれも北日本新聞]
■5月21日:眼科教授、助教授が不在
■5月24日:全診療科長を任期制に
■5月27日:先端機器購入に支障
■5月30日:万全の体制確立を
投稿者 管理者 : 2005年06月14日 01:11
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