個別エントリー別

« 春闘要求書を突き返し、組合攻撃文書を全教職員に配布 | メイン | 大阪芸大、執行委員全員に「おどし文書」送付 »

2003年10月20日

芸大・大阪地方労働委員会へ不当労働行為救済申立書を提出

■大阪私大教連
 ∟●「私大教連おおさか」 2003年10月20日(No.5)より転載

 大阪芸術大学では本年2月に組合三役をはじめ執行委員に対して突如一方的配転を通告し、4月1日付けで不当配転を強行して以来、春闘要求書の受け取り拒否など理事会による不当労働行為が様々な形で今日も組合に対して行われ続けています。
 このような大阪芸大を経営する学校法人塚本学院理事会の非民主的で異常なまでに組合を敵視弾圧する前近代的な組合つぶしの姿勢を改めさせるために、大阪芸術大学教職員組合執行部では7ヶ月間に及ぶ事実関係の調査を行い、大阪私学教職員組合と協議を続けてきました。結果、もうこれ以上こういった経営者の悪行を放置することは、他の私学経営者にも直ちに反映し、多くの教職員組合の活動に重大な支障を与えることが考えられたため、これを大阪芸術大学で食い止めることは日本の私学全体に関わる重要な問題であると位置付け、2003年9月17日に大阪地方労働委員会へ不当労働行為救済申立書を提出しました。一方地労委では申立を平成15年(不)第66号事件として受付、9月22日には事務手続に関する説明を行い10月6日には第1回目の調査が開かれました。今後は不当労働行為の事実の有無を調べるため、公開の審問廷において地労委の委員と当事者双方が出席し、証人尋問を行い審査が進められて行くことになります。
(私大教連おおさか編集部では次号以降も芸大の現状や地労委関連のレポートを継続して掲載いたします。)

投稿者 管理者 : 2003年10月20日 10:04

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://university.main.jp/cgi4/mt/mt-tb.cgi/1422

コメント