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2005年09月15日

『図表でみる教育 OECDインディケータ(2005年版)』の概要について

『図表でみる教育 OECDインディケータ(2005年版)』(Education at a Glance)の概要について(平成17年9月13日)

『図表でみる教育 OECDインディケータ(2005年版)』(Education at a Glance)の概要について

平成17年9月13日

1.『図表でみる教育』の刊行
経済協力開発機構(OECD)は,加盟国(現在30か国)の協力を得て「国際教育指標」の開発を行っており,その成果の一部として『図表でみる教育』(Education at a Glance)を1992年からほぼ毎年公表しているが,2005年9月13日18時(日本時間)に2005年版(英語版)が公表された。
 なお,2005年版の日本語版は11月頃刊行予定である。
 『図表でみる教育 OECDインディケータ(2005年版)』は,国際比較が可能な最新のインディケータ(指標)を豊富に掲載しており,教育への支出,人的資源,教育制度の管理運営及びその発展,教育からの個人的・社会的収益率などに関する情報が,4つのテーマ別各章で表や図を用い指標化されている。

2.2005年版『図表でみる教育』の構成
 『図表でみる教育 OECDインディケータ(2005年版)』の構成及び掲載されている指標は以下のとおりである(印は日本のデータが掲載されている指標)。
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A. 教育機関の成果と教育・学習の効果(PDF:48KB)
A1 成人の学歴分布
A2 後期中等教育卒業率
A3 高等教育卒業率
A4 15歳児の数学的リテラシー(PISA2003年調査)
A5 15歳児の問題解決能力(PISA2003年調査)
A6 15歳児の数学的リテラシー得点に関する学校間と学校内でのばらつき (PISA2003年調査)
A7 第8学年の数学と理科の教育到達度の傾向(TIMSS2003年調査)
A8 最終学歴別の就業状況
A9 教育からの収益:教育と所得
A10 教育からの収益:教育と経済成長・社会的成果とのつながり

B. 教育への支出と人的資源(PDF:93KB)
B1 在学者一人当たり教育支出
B2 国内総生産(GDP)に対する教育支出の割合
B3 教育支出の公私負担割合
B4 公財政教育支出
B5 私的部門に対する公的補助
B6 教育支出の使途別構成

C. 教育機会・在学・進学の状況(PDF:48KB)
C1 初等教育から成人までの在学率
C2 中等・高等教育の在学率
C3 高等教育機関における外国人学生
C4 若年者の就学及び就業状況
C5 学歴の低い若年者の就業状況
C6 継続教育・訓練への参加

D. 学習環境と学校組織(PDF:82KB)
D1 初等・中等教育学校の生徒の標準授業時間数
D2 学校規模と教員一人当たり生徒数
D3 教員の給与
D4 教員の授業時間数及び勤務時間数
D5 国公立教育機関と私立教育機関
D6 教育制度内の構造的階層化の現状(PISA2003年調査)


投稿者 管理者 : 2005年09月15日 00:41

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