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2005年10月07日

埼玉大、参事役が教壇に!

埼玉大学教職員組合
 ∟●組合ニュース号外 その5(2005年9月22日発行)

参事役が教壇に!
(ゴリ押し人事)2!!

さらなる暴挙が。

 大学当局は就業規則(「埼玉大学教職員採用規程」)の改定を強行して、9 月1 日に厚生労働省キャリア官僚を参事役として採用しました。そればかりではなく、今話題のこの参事役に10 月から教養教育の講義を担当させようとしました。つまり、事務員として採用した人物を教員として教壇に立たせようとしたのです。2重のゴリ押し人事です。あまりにもふざけた話です。

良識ある判断下される。

 9 月14 日全学教育・学生支援機構の人事管理委員会に、貝山理事自らがこの案件を提案しました。担当は教養教育科目「市民と憲法」です。このゴリ押し人事に対して企画室の委員からは、「教員としてではなく、事務員として採用した人物ではないのか?」、「事務職員が講義を担当できるとなれば、事務が片手間にできる仕事だと思われてしまう。そんなことで事務員の士気が低下しないのか?」、「そもそも憲法に関連する研究業績がないではないか?」と疑問の声が上がりました。その結果、まだ再提案の可能性は残されていますが、ともかく10 月からの出講は回避されました。人事管理委員会の良識ある判断が示されたわけです。……

[過半数代表資料]
2005年9月22日 労働基準監督署への質問書
2005年9月22日 大学への再要求書
2005年9月12日 大学からの回答書
2005年9月9日  大学への要求書

投稿者 管理者 : 2005年10月07日 00:29

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