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2005年10月11日

日本科学者宮崎大学分会、声明「住吉昭信宮崎大学学長に労働基準法に沿う大学運営を求めます」

新首都圏ネットワーク
 ∟●【声明】住吉昭信宮崎大学学長に労働基準法に沿う大学運営を求めます(2005年10月4日)

 日本科学者会議宮崎支部宮崎大学分会は10月4日,声明「住吉昭信宮崎大学学長に労働基準法に沿う大学運営を求めます」を分会幹事会で決定し公表しましたのでお知らせ致します.
 この声明は住吉宮大学長に送付するとともに,教職員にもチラシ等でお知らせしていく予定です.
 声明文は下記の通りです.

【声明】住吉昭信宮崎大学学長に労働基準法に沿う大学運営を求めます

 住吉昭信宮崎大学学長は,4月1日に大学ホームページで公表したメッセージ「法人化一年を経過して」の中で「『賃金の引き上げや非常勤職員の定員化を行うべき』との意見が出るなど、その想像力の貧困さに驚いています」と述べました.労働者側のこの提案は,一層の労働条件の向上を目指したものです.これは,労働基準法が労使当事者により一層労働条件を向上させることを求めていることに照らし合わせて,全く正当なものです.ですから,学長はこれを「想像力の貧困さに驚」くと指摘しましたが,むしろ,労働基準法に沿う提案に学長が驚くことに,私たちは驚かざるをえません.
 私たちは,4月1日のメッセージ公表以降,学長がメッセージの当該部分を早急に自主的に修正し,労働基準法に沿う大学運営に当たることを期待してきましたが,学長は,9月21日の時点においてなお,修正しないと表明したことが伝えられています(木花事業場過半数代表者ニュース第19号より).私たちは,学長が当該部分を修正し,より一層労働条件を向上させるという労働基準法の立場に立たないかぎり,健全な労使関係は築けないものと考えます.
 日本科学者会議は,活動目的に「科学者の生活と権利をまも」ることを掲げ,創立以来,科学者の労働条件の向上に努力を重ねてきました.このような立場から,この問題を重く受け止め,住吉学長がメッセージの当該部分を早急に修正し,労働基準法に沿う大学運営に当たることを強く求めます.

 2005年10月4日
 日本科学者会議宮崎支部宮崎大学分会
 E-mail miyazaki@jsa.gr.jp


投稿者 管理者 : 2005年10月11日 00:19

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