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2005年11月16日

立命館アジア太平洋大学・APU分会、常勤講師の「雇止め」撤回 雇用継続をもとめるネット署名を開始

立命館アジア太平洋大学・APU分会
 ∟●常勤講師の雇用継続をもとめるネット署名サイト

立命館アジア太平洋大学
学長 モンテ・カセム  殿

常勤講師の雇用継続をもとめる要請書

 貴大学が開学以来、「自由・平和・ヒューマニズム」、「国際相互理解」、「アジア太平洋の未来創造」を基本理念として運営され、着実な発展を遂げられていることに対し敬意を表します。

 さて、大学は今年になり常勤講師に対し2006年4月からの「雇い止め」を一方的に通知してきました。しかし開学にあたって、常勤講師は雇用が継続されると説明されてAPUに着任してきました。しかも、日本語の常勤講師は開学前1999年10月24日に京都にあつめられ、大学から雇用が継続されるとの説明をうけています。このことからも、今回の「雇い止め」は問題があります。

 また、大学は「知的創造の場」であり、経営側(理事会)と教職員、学生が力をあわせて運営に当たらなければ教育・研究の質を高め、内外の期待に応える大学に発展することはできません。現在の立命館アジア太平洋大学にとって、常勤講師・非常勤講師の力も結集して大学運営にあたることは重要と考えます。その点からも今回の常勤講師の「雇い止め」が教育・研究の「質」を低下させるのではないかと危惧しています。

今後、多くの期待に応えうる大学に発展していくためにも、貴大学が常勤講師「雇い止め」の問題を早期解決するよう下記のとおり要請いたします。

1、常勤講師の「雇い止め」を撤回し、従前の契約条件で雇用を継続すること。
2、常勤講師、非常勤講師ともっと誠実な話し合いを行い、合意形成に努力すること。

以 上

投稿者 管理者 : 2005年11月16日 01:29

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