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2006年01月25日

富士大学解雇事件、勝利和解

■「川島さんを支援する会」メール・ニュース35号 06年1月23日


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┃ 富士大裁判 川島さん側の勝利の和解におわりました
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昨年12月15日、盛岡地方裁判所において、川島さんと富士大の和解が
成立しました。
和解の要点は、次の通り。
 (1) 富士大理事長は、川島助教授に対する解雇を撤回する。
 (2) 富士大理事長は、この間の賃金仮払金の請求を放棄する。
 (3) 富士大理事長は、退職金・解決金を支払う。
 (4) 川島助教授は、2005年12月15日付で依願退職する。
富士大が2002年4月の解雇を撤回せざるを得なかったこと、解決金と
して慰謝料700万円を大幅に越えて支払うことになったことなど、川島
さん側の勝利といえる内容の和解です。

○ 和解への経過
05年11月25日、第12回口頭弁論が盛岡地裁301号法廷で開催されまし
た。これが最後の口頭弁論となりました。
この席で裁判長は、弁論の終結を確認し、判決の言い渡しを2006年3
月10日13時10分と指定しましたが、これに続けて双方の話し合いの可能
性があることを述べ、和解について打合せを行うこととしました。同日
13時30分より、裁判官と原告・被告別々に打合せをおこない、双方とも
和解のテーブルに着くこととなりました。
その結果、12月15日(木)13時に、盛岡地裁において和解が成立した
のです。

○ これまでのご支援に、深く感謝申し上げます。
ながきにわたった川島さんの富士大に対するたたかいも、ここでひと
つの節目をむかえました。川島さんのたたかい支援する本会の活動も、
一段落しようとしております。
職場復帰という当初の目的は達せられませんでしたが、和解の内容は
明らかに理が川島さんにあったことを示しています。勝利和解です。
本会の趣旨に賛同して頂き、これまでご支援下さったみなさまに、心
より感謝申し上げるところです。
ありがとうございました。

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 川島茂裕さんを支援し、
   大学教員の教育研究と身分保障を考える会


投稿者 管理者 : 2006年01月25日 00:01

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