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2006年02月21日

APU常勤講師解雇問題、第五回団体交渉記録 有期雇用がいやなら他へ移っていくのがよい

大分地域労働組合APU分会
 ∟●第五回団体交渉記録

……

組…もしかして裁判の、第三者の判断云々については答えにくい面もあるだろうが、我々がこの時点で重視しているのは、もうあと二ヶ月ちょっとの間に取り返しのつかない重要な(ことが起きようとしているということ)。当事者からすれば。なにか現実的ないい、あるいは人間の温かみを感じさせるような、何かそういういい知恵、方策はないものかなあと、我々はああでもないこうでもないと考えて、相談して、先ほどの提案になったわけだが。

大… 先ほど私が申し上げた考え方の中の二番目だか、三番目に申し上げた、常勤講師制度というものの一面がある。私が先ほどちょっと消極的すぎるよねと申し上げたのは、常勤講師で60まで続けるというのは、時々いらっしゃる非常勤講師でずーっと定年ごろまでというのは、僕は、教師としても研究者としてもそれを皆さん方が求めているかといえば、求めているはずがないと思う。私はやはりそうじゃなくて、フルタイムで、正規の教員として、あるいは職員として(働くのがいいと思う)。(中には正規のポストは)要らんという人もいらっしゃる。パートの方がいいという人ももちろんいる。それは今のようなフレキシブルで多様な雇用形態から出てきているという面もあるが、でもやはりパートとかあるいは有期雇用では(いやだ)と思っている人は、次そうじゃないところに移っていく、そのプロセス。志向なさっていると私は思っているし、それは応援したいと思っている。その点はご理解いただきたい。で、あと四年という提案を受けたときに、私が思ったのは、じゃあ四年経ったらどうするのか、四年経ったときの、あと四年ぐらいは、完成するまではとおっしゃったけど、「ああ、完成するまでそうしましょう」と言った途端に、私は完成してから大学がどうするかという問題について大学として明確な態度が取れなかった。だから、私は、一番初めに言っているように、有期の雇用契約は有期の雇用契約だ。それがずーっと無期もありうるかのような契約のありようを求めているところには無理があると思う。だから、私は是非パーマネントの道を実現をする方向で先生方も頑張ってほしいし、この大学でのキャリアもそういうものとして身につかなきゃならんと思っている。ま、あの、余分なこと言ったかもしれないが、検討課題として扱う。

……


投稿者 管理者 : 2006年02月21日 00:18

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