個別エントリー別

« 助手・助教問題について、任期制導入の企み | メイン | その他大学関係のニュース(主に大学別) »

2006年03月15日

大学評価学会、第三回全国大会3月18・19日開催 「何のための評価か、誰のための評価か」

大学評価学会
 ∟●第3回全国大会のご案内(2006/3/18,19:桃山学院大学)

大学評価学会第三回全国大会
何のための評価か、誰のための評価か―どうする日本の大学

 2004年3月28日の設立以降、大学評価学会は「大学評価のあるべき姿」に関する調査・研究を続けてきました。現在、文部科学省主導の「第三者評価」が本格的に進められていますが、評価の現場ではさまざまな混乱が生じています。充分な議論を経ず、上からの拙速な導入が行われた日本の大学評価制度。そこには根元的な疑問が残されたままになっています。何のため、誰のための大学評価なのか……。
 大学評価学会第三回全国大会では、「何のための評価か、誰のための評価か―どうする日本の大学―」という大会テーマに基づき、前東京都立大学総長・茂木俊彦氏、京都橘大学教授・碓井敏正氏、大阪大学助教授・望月太郎氏によるシンポジウムを行います。皆様のご参加をお待ちしております。

問い合わせ先:大学評価学会事務局
〒612-8577 京都市伏見区深草塚本町67番地 龍谷大学 重本直利研究室気付
TEL:075-645-8630(重本)・8634(細川) e-mail:a97003as@ryukoku-u.jp
日 時:2006年3月18日(土)・19日(日)
場 所:桃山学院大学・聖ペテロ館5階 (大阪府和泉市)
参加費:会員1500円、院生等会員1000円(非会員2000円) 懇親会費:4000円(院生等3000円)

<大会プログラム>

3月18日(土)
12:30~受付開始
13:00 年次総会 (聖ペテロ館5階第4会議室)
14:30 シンポジウム (聖ペテロ館5階第4会議室)
テーマ「何のための評価か、誰のための評価か――どうする日本の大学――」
「国民(自治体民)に直接に責任を負う教育のための『改革』」茂木俊彦氏(前東京都立大学総長)
「何のための評価か――哲学の立場から――」碓井敏正氏(京都橘大学教授)
「ボローニヤ・プロセス(ヨーロッパ)に見る<基準>の視点から」望月太郎氏(大阪大学助教授)
司会:橋本勝氏(岡山大学教授)
16:20 コメント:川戸佳代氏(平安女学院大学学生)、北村恭子氏(京都大学学生)
16:50 質疑応答(17:50終了)
18:00 懇親会 (聖ペテロ館5階第6会議室)

3月19日(日)
9:30~受付開始
10:00~12:30<午前分科会>(聖ペテロ館5階第4会議室・第6会議室)
第1分科会:「評価機関の評価方法・システム」分科会 座長:水谷勇氏(神戸学院大学)
・小山由美氏(日本大学)「米国薬学教育課程の評価認定における多様性の尊重と質の保障―日本における薬学教育第三者評価のための予備的考察―」
・重本直利氏(龍谷大学)「『国際基準』からみた日本の評価機関における教員評価方法の特質―その乖離と克服のための課題を探る―」
第2分科会:「学術・研究評価」分科会 座長:由井浩氏(龍谷大学)
・蔵原清人氏(工学院大学)「学術政策の動向と大学改革の課題」
・小森田精子氏(元大阪大学)「研究評価――大阪大学の事例――」
13:30~16:00<午後分科会>(聖ペテロ館5階第4会議室・第6会議室)
第3分科会:「高等教育評価と教育環境の諸問題」分科会 座長:篠原三郎氏(元日本福祉大学)・中村共一氏(岐阜経済大学)
・宮町優子氏(名城大学大学院)「自治としての大学評価――職員・学生の視点から――」
・馬頭忠治氏(鹿児島国際大学)「私立大学評価の市民基準」
第4分科会:「大学経営・管理評価」分科会 座長:守屋貴司氏(奈良産業大学)
・金丸裕氏(立命館大学)「私学改革の現代史――2005年度の立命館改革私見――」
・紀葉子氏(東洋大学)「大学における『健全経営』とは何か―『赤字部門』の縮小・廃止と大学の公共性―」
・報告者未定(大阪府立大学)「法人化に伴う公立大学改革の検討」(仮題)
16:10 総括討論会 (聖ペテロ館5階第4会議室) 17:00 終了

投稿者 管理者 : 2006年03月15日 00:01

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://university.main.jp/cgi4/mt/mt-tb.cgi/1406

コメント