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2006年04月04日

文科省、法科大学院年次計画履行状況調査の結果等について(平成17年度)

法科大学院年次計画履行状況調査の結果等について(平成17年度)

文科省、法科大学院年次計画履行状況調査の結果等について(平成17年度)

……

4. 項目別所見
 各調査項目ごとにその全般的な状況を示すと、以下のとおりである。

(1) 学生の入学状況
 昨年度は、入学定員との関係で入学状況に課題のある大学が相当数見られたが、今年度も、入学定員を大きく下回っている法科大学院(2大学)、法学既修者の受入が当初構想よりも著しく下回っている法科大学院(1大学)があった。ただし、こうした入学状況は、教育の質を維持する観点から、当該大学がどのように入学者選抜を行う方針であるかという要因に起因する場合もある。また、多様なバックグラウンドを有する人材を多数法曹に受け入れる観点から、各法科大学院においては、法学系以外の学部出身者や社会人等が入学者の3割以上となるよう努めるものとされているが、今年度これを下回る大学もあった(2大学)。
 さらに、今年度は入学定員を大きく上回って学生を受け入れている例はなかったが、昨年度から2年連続で入学定員を超過しているところが見られた(16大学)。少人数教育や双方向・多方向授業の実施など、法曹養成を担う教育機関として求められる教育水準を確保するため、定員管理については、特に厳格な対応を求めたい。
 各法科大学院の入学志望者の状況は、流動的であるが、入学者選抜方法等の一層の改善・工夫に努めてもらいたい。また、ごく一部ではあるが、入学者選抜方法等に変更を加えながら、その情報の事前開示が不十分であった例も見られたので、そのようなことのないよう、適切な対応を求めたい。

(2) 教育課程の運営状況……


投稿者 管理者 : 2006年04月04日 00:00

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