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2006年04月05日

立命館大学は何を目指すのか、「専門の語学講師を派遣する会社をつくりたい」「高校移管は三方が喜ぶ形にした」

京都新聞(2006/04/04)

 上記京都新聞特集(「大学全入時代」とは何か)は,立命館大学総長の弁。語られている一つ一つの内容・事件については,このHPでもすでに多くを取り上げているのでコメントしない(高校移管問題について「三方が喜ぶ形にした」とはよく言いうものだ。この「三方お喜び」論は平安女学院も強調していた)。ただし,ここに列挙する問題は,総長自ら網羅するごとく学校法人立命館の相互に関連する一つの問題群の体系である。

「大学全入時代」とは何か

 -最近、教職員のストが続けて起きた。どう考える。
 学生のためになる教育のあり方を考えている。教職員の賞与一カ月分カットは、元の六カ月分が高すぎた。貴重な学費をいただくのだから、研究費などに有効活用すべきだ。今後議論は必要だが、給与も優秀な人には加算し、逆は削る方向に向かうだろう。
 非常勤講師の雇用問題に対しては、語学教育の再編を考えている。専門の語学講師を派遣する会社を数年内にもつくりたい。教育の質が良くなるし、非常勤に頼るいびつな形も解消することができる。

……

 -拡大を続ける狙いは。
 守山市立守山女子高の移管で付属校は四つになる。今は一割強だが、二割程度を付属校から育てたい。移管の件では一部に批判もあるが、誤解が大きい。公的補助を受けてキャンパスを建てた平安女学院大の撤退で市や県と裁判になりかねないのを、うちが間に入ることで三方が喜ぶ形にした。批判はあたらない。

……


投稿者 管理者 : 2006年04月05日 00:45

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