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2006年05月08日
ある私立大学の雇用差別と労働強化-使い捨てられる大学教職員-
■職場の人権
∟●ある私立大学の雇用差別と労働強化-使い捨てられる大学教職員-
■第81回研究会(5月)
『ある私立大学の雇用差別と労働強化
-使い捨てられる大学教職員-』
*と き:2006年5月27日(土) 午後1時30分~4時30分(1時開場)
*ところ :エルおおさか5階 視聴覚室 電話06-6942-0001
(地下鉄谷町線・京阪電鉄「天満橋」駅下車。徒歩5分。駅から西へ約300m)
エルおおさか(天満橋) http://mic.e-osaka.ne.jp/l-osaka/access.htm*参加費:500円(当会の会員は参加費無料)
*報告者:
遠藤 礼子さん(立命館大学非常勤講師
/ゼネラルユニオン副委員長)
山原 克二さん(ゼネラルユニオン委員長)
*コメンテーター:
脇田 滋さん(龍谷大学法学部教授、労働法・社会保障・有期雇用問題)
雇用の流動化政策のもと、有期雇用化が止めどなく蔓延し、いまや働く人の3人に1人が有期雇用の働き方です。
とりわけ、均等待遇等制度の整っていないもとでの有期雇用=非正規職への置き換えは、働く人びとを劣悪な労働条件へと導き、正規職に対しては、使用者側への限りない忠誠心や長時間労働(働きすぎ)が「自発的」に求められています。
これは、アカデミズム(大学や高等教育)の世界も同様で、いま、非常勤の教員・職員を大量に生み出しています。
その最先端を突き進んでいるのが関西にあるR大学で、雇用契約年数に上限を定め、3年から5年で、のきなみ解雇を通告するという「使い捨て」雇用をおこなっています。
恒常的な職務・業務であるにもかかわらず、有期雇用で使い勝手のよい、物が言えぬ状態に働く人びとを追い込むやり方は、はたして、教育や学問にたずさわる資格はあるのでしょうか。
ついにというべきか、必然的に、このような「不条理」が告発される事態にいたっています。
5月例会では、今回の告発の当事者であるゼネラルユニオンと、辛酸をなめさせられている多くの非常勤の教員・職員にお話をして頂きます。
また、フロアからは、正規職にある教職員からの発言も予定しています。
教育の場における雇用のあり方、大学や学校で働き続けることについて議論します。
ぜひ、ご参集ください。
投稿者 管理者 : 2006年05月08日 00:01
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