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2006年05月12日

「被用者年金制度の一元化」に関する基本方針を閣議決定

2006年度公務労協情報 №40

政府は、28日、「被用者年金制度の一元化等に関する基本方針」を閣議決定した。その概要は以下の通り。

(1)被用者年金の保険料率の統一を2010年から開始、そのため公務員共済の保険料率を段階的に引き上げ、2018年に厚生年金の保険料率(18.3%)に統一する。
(2)公務員共済の職域部分(3階部分)は2010年に廃止し、新たな仕組みを創設、そ の制度設計のため人事院が民間の企業年金や退職金の実態等を調査する。
(3)制度的な差異については基本的に厚生年金に合わせる。
(4)追加費用減額のため恩給期間に係わる給付について27%減額する。ただし引下げは給付額の10%を上回らず、かつ給付額が250万円を下回らない措置を講ずる。
(5)事務組織のあり方については更に検討する。

■厚生労働大臣記者会見
http://www.mhlw.go.jp/kaiken/daijin/2006/04/k0428.html
■全労連事務局長談話
http://www.zenroren.gr.jp/jp/opinion/2006/danwa20060508.html

投稿者 管理者 : 2006年05月12日 00:00

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