« 文科省、「地域再生人材創出拠点」10カ所を初選定 | メイン | 法政大学文学部・退学処分通知 »
2006年05月24日
横浜市立大学は死んではいない
「横浜市立大学を考える市民の会」代表の長谷川洋氏へ
名前:卒業生 日付:5月19日(金) 6時39分
現在,横浜市立大学を考える市民の会はあまり活動していないようである.ブログの更新も滞っている.結成された当初は市民の立場からの運動として期待していた.中田宏市長が再選され,市民の会に係わっていた人たちは失望しているのだろうか.横浜市立大学の問題は単に一公立大学の問題としてだけではなく,学問に係わる人間にとって看過できない問題を含んでいる.名前は大学でも実態は大学ではない.そのような大学に市民が誇りをもつことができるだろうか.その点では全国の大学人が関心をもって当然だし,議論を深めるべきであろう.いままでの活動では地方公立大学の問題として矮小化され,優秀な大学人はあまり関心をもたなかったように見える.
中田宏氏が市長であるかぎり,横浜市が学術文化を尊重することはない.これからは全国の優秀な大学人にも関心をもってもらうように働きかける必要があろう.また,ポスト中田の時代に向けて,積極的に提言や批判を行うことが重要であろう.教育は百年の大計という.横浜市立大学は死んではいない.
投稿者 管理者 : 2006年05月24日 00:00
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://university.main.jp/cgi4/mt/mt-tb.cgi/1748