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2006年06月02日

広島大に賠償命令、配置転換訴訟広島地裁判決 男性助手へ55万円

■中国新聞(2006/05/31)

広島大に賠償命令
配置転換訴訟広島地裁判決 男性助手へ55万円

 広島大の男性助手=広島市東区=が前学長から不当な配置転換をされ、精神的苦痛を受けたとして大学に慰謝料など三百五十万円を求めた訴訟の判決が三十日、広島地裁であった。能勢顕男裁判長は「意思に反し、大学評議会の審査を経ずに配転させられた」として、大学に五十五万円を支払うよう命じた。
 原告の男性は同大大学院文学研究科助手だった二〇〇一年四月、前学長から「問題起こしてくれとるのう。首たたっ切るところじゃがのお」などと口頭で留学生センター助手への配転を命じられた。
 能勢裁判長は「前学長の言動は同意を強要し、権限を逸脱している」と違法性を認定。「配転で助手の研究活動に支障が生じた」として、大学に慰謝料など五十五万円を支払うよう命じた。
 男性は、留学生センターへの配転は不当として元の職場に復帰するよう提訴。広島地裁は〇四年一月、処分の違法性を認めて配転を取り消す判決を言い渡していた。
 広島大の牟田泰三学長は「判決を精査して今後の対応を検討したい」としている。


[同ニュース]
「荷物まとめて出てけ」と異動強要、広島大に賠償命令

投稿者 管理者 : 2006年06月02日 00:00

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