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2006年07月30日

立命館アジア太平洋大学 (APU) 解雇争議

関西圏大学非常勤講師組合
 ∟●『非常勤の声』第9号(2006年7月1日発行)

立命館アジア太平洋大学 (APU) 解雇争議
ついに法廷へ!

 2006年5月18日、APUを不当解雇された常勤講師が大分地方裁判所に地位保全の仮処分を申請した。
 APUは (2000年開学) は、講師募集の際「4年契約の後も定年まで継続的に働ける」という説明をしたが、2005年になって突然常勤講師制度の廃止を決定し、約束は反古となった。

 講師たちは、全労連傘下の大分地域労働組合に分会を結成し、5回にわたる団交や労働委員会での斡旋を行ったが、大学は講師使い捨ての方針を改めることなく、講師たちは3月末に解雇されてしまった。

 一方APUは「地域労組の主張に対する大学の見解」という公式見解をホームページに発表し、そもそもいつでもクビにできるように有期雇用にしているのだから不当解雇ではないと開き直っている。 (http://www.apu.ac.jp/home/modules/news/article.php?storyid=278)

 「フロントランナー」を自称する立命館は労働争議でも最前線を走っており、当組合の、非常勤講師減ゴマ雇い止め問題をはじめ、非正規雇用労働者の使い捨て(ゼネラルユニオン)、正規教職員のボーナス1ヶ月カット(教職員組合)など、あらゆる局面で争議となっている。さらには、語学教育のアウトソーシング(外注化)まで計画しており、このまま労働者軽視の方針を続けるなら、争議は拡大の一途をたどるだろう。

 各局面で労働者が立命館に勝利することは、大学全体の、そして日本全体の労働環境に大きな影響を与えるだろう。『非常勤の声』読者のみなさんにもAPU分会の闘いに大きな支援をお願いしたい。

裁判所宛ネット署名にもぜひご協力を(http://university.sub.jp/apu/saiban/)

他組合関連リンク:

大分地域労働組合APU分会 http://www.geocities.jp/apuunion/
ゼネラルユニオン立命館大学支部 http://www.generalunion.org/rits/


投稿者 管理者 : 2006年07月30日 13:13

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