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2006年07月18日

都立大・短大教職員組合、各部局での自主的で公正な昇任審査を!

都立大・短大教職員組合
 ∟●手から手へ第2415号

各部局での自主的で公正な昇任審査を!
教員選考委員会での審査終了前には「任期制適用に係る同意書」は出す必要はありません! 

 現在各部局でこの2年間一部の例外を除いて凍結されていた昇任人事が進行しています。
 組合は昨年来、当局との交渉で速やかな再開を要求し続けてきましたが、6月27日の団体交渉での合意に基づいてようやく実現に至ったところです。
 交渉の過程での組合の主張は、部局ごとの自主的人事計画に基づいて行われるべきであること、数的には凍結以前と同等規模であること、そして、審査内容はあくまでも能力と業績に基づいて行われるべきで、該当者が任期制を選択しているかどうかでいかなる差別も設けないこと、の諸点でした。
 これらについて法人当局も了解し、募集および審査が開始されたのです。
 もちろん、組合の基本的主張は、昇任および採用と「任期制」を切り離すべきで、昇任ないし採用が決定した段階で「本人の自由意志で」選択すべきである、というものです。この点では「全員任期制」に固執する法人と対立が継続しています。
 しかしながら、長引いた凍結で各部局の人事計画が危機に瀕しており、とくに今後の本学の教育と研究をになう助教授、助手層の活躍の場を広げるために、組合としては根本的な対立点は今後の協議、交渉にゆだね、今回の昇任人事を促進する立場をとりました。
 ただし、当局および一部管理職教員の説明不足、認識不足によるものか、いくつかの誤解や正しくない提示があるようなので、公正な昇任人事が行われるよう、重要な点を指摘しておきます。

……以下,略。


投稿者 管理者 : 2006年07月18日 00:01

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