個別エントリー別

« OECD対日経済審査報告書2006年版 | メイン | その他大学関係のニュース(主に大学別) »

2006年08月01日

北陸大学、6年制薬学部・大学院担当外し問題-報告2

北陸大学教職員組合
 ∟●ニュース236号(2006.7.28発行)

6年制薬学部・大学院担当外し問題-報告2

 6年制薬学部入学生379名への教育が始まっています。6年制薬学部の開始に合わせて、組合員である3教員(佐倉、田端、荒川靖)がこの教育組織、大学院教育から排除されています。法人人事委員会の決定によるものです。その決定は個々の教員にとって極めて重大かつ深刻ですが、決定理由については当人に対してさえ殆ど説明されていません。この件に関して、組合ニュース234号(報告-1)で既報の通り、平成18年5月27日に石川労働委員会に救済を申し立てました。組合が設立されて以来、その活動を一貫して敵視してきた法人の組合員に対する差別、陰湿な嫌がらせなどの不当労働行為として提訴し、労働委員会委員に検証していただき、その違法性を断じていただくための申し立てです。

 組合の提出した不当労働行為申立書に対して、6月20日に法人からは答弁書が労働委員会へ提出されました。今後、申立書と答弁書を起点に、組合と法人に対する調査・審問が開始されることになります。論点の整理のために双方が労働委員会に呼ばれる調査日が8月7日(月)18:00 - 20:00に決定しました。ここから事実上裁定が開始されます。

 この問題は、能力開発センター8教員への解雇通告、即ち、先ず担当科目を奪う、次に、担当科目が無くなるので雇用関係を終了する、というプロセスの薬学部版です。真理探究と教育の場である大学において、理不尽な事を放置、黙認する訳にはいきません。組合は、3教員の不利益取り扱いを許さない、との立場と共に、真の大学改革、北陸大学改革を迫る新たな一歩として、二つの問題を全力で闘います。どうぞ、教職員皆々様のご支援をお願い致します。


投稿者 管理者 : 2006年08月01日 00:02

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://university.main.jp/cgi4/mt/mt-tb.cgi/2116

コメント