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2006年08月31日

APU常勤講師を職場にもどせ! 市民集会決議

地位保全仮処分命令を求めるネット署名
 ∟●市民集会決議 8/27

集会決議

 2005年5月に立命館アジア太平洋大学(以下「APU」という)常勤講師の「雇い止め」・解雇問題が発覚し、当事者はじめ関係労組が解雇撤回、雇用の確保をもとめてたたかってきました。しかし、学校法人・立命館との話し合いでは開学前の「どうぞ定年までいてください」との約束をみとめようとせず、2006年3月末をもって任用期間の終わった常勤講師から「雇い止め」・解雇が始まりました。
 APUは開学に際し大分県と別府市から巨額の資金と財産を供与されたことからも、その運営は県民・市民の理解や支持を得られることが求められています。
 国際化がすすむなかでAPUは2言語教育を特徴とし、アジアをはじめ多くの外国人留学生をうけいれるなど、あらたな学術と研究が期待されています。しかし、今回の問題をとおして見えてくるものは雇用継続の約束を信じそれまでの仕事をやめて着任し、大学をささえてきた常勤講師をきりすて、安上がりな不安定雇用の講師などを採用していく有様です。模範をしめすべき大学がこのような非人道的な行為を行うことはゆるせません。問題解決のためにいっさい耳をかたむけようとしない大学の姿勢もゆるせません。これでは教育・研究の質の低下も危惧されます。
 私たちはAPUが健全に発展するためにも、常勤講師との雇用継続の約束を守り解雇を撤回し職場復帰させることを要望します。

以上、決議する。
2006年8月27日

「常勤講師を職場にもどせ! APUの健全な発展をねがう市民集会」

投稿者 管理者 : 2006年08月31日 00:00

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