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2006年08月14日

給与構造改革、大学教員の「査定昇給」

信州大学教職員組合
 ∟●組合そくほう628号

……

「給与構造改革」の人勧平成18 年度実施案をうけいれた結果、特定職員(行政職7 級以上の管理職、教員の場合は教授)に来年1 月1 日、ABCDEの評価に基づく査定昇給が行われる見込みです。(特定職員以外への勤務評価は2007 年(平成19 年)4 月から導入され、それに基づく査定昇給は平成20 年1 月から実施されます。)

そのため、教授の勤務成績(個人業績)を評価し、平成19 年1 月の場合
A(極めて良好、5 号俸以上昇給、全体の10%)
B(特に良好、3 号俸昇給、全体の30%)
C(良好、1 号俸昇給、全体の60%
D(やや良好でない、昇給なし、絶対評価)
E(良好でない、昇給なし、絶対評価)

のABCDE付けがなされ、それに基づく昇給となります。
なお、従来あった特別昇給はなくなりました。

教員の場合、ABCDE付けは、学部レベルでなされる可能性が強いです。
したがって、それぞれの学部で組合支部を確立し、ABCDE評価の方法やそれの昇給への反映のしかたについて、組合と学部長とが交渉し、ルールを作っておくことが喫緊の課題です(法人化により、国立大学法人職員は労働法制下におかれるようになったので、賃金や労働条件に関する事柄は、労使当事者間の交渉により自主的に決めることが大原則です)。……


投稿者 管理者 : 2006年08月14日 00:00

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