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2006年09月11日

東和大募集停止、教員解雇予告 20人に 「講義に影響」教員ら反発

■西日本新聞(2006/09/07)

 学生募集停止を決めた東和大(福岡市南区)を運営する福田学園(福田庸之助理事長)が、一部教員に解雇予告を通知している問題で、解雇通知を受けた教員が六日までに二十人に達したことが分かった。教員側は「二十二日に始まる後期から開講できなくなる講義が出る」と反発の声を強めている。
 関係者によると、同学園は、募集停止に伴う事業・業務の縮小を理由に八月二十五日から解雇予告を開始。全教員四十八人のうち最終的に何人解雇するのかは明らかにしていない。これに対し、通知を受けた複数の教員が「解雇は不当」などとして法的手段に訴える準備を進めている。
 今月五日には同学園と同大教職員組合との団体交渉が開かれたものの、組合が求める学生募集再開も含めた協議は進んでいないという。
 同組合の斎藤輝二委員長は「後期直前の解雇予告は講義に影響する。ただちに解雇を撤回するよう望む」と主張。同学園は「後期の講義は残った教員が担当する。教員が足りなければ非常勤講師を雇う」と話している。

投稿者 管理者 : 2006年09月11日 00:02

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