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2006年10月28日

鹿児島国際大学不当解雇事件、三教授の声明

2006年10月27日

声   明


田尻 利・馬頭忠治・八尾信光

 今日の勝訴判決を学内外の多くの支援者とともに喜びたいと思います。

 懲戒解雇の汚名を着せられた者にとって、この4年7ヶ月の歳月がどれほど辛く厳しいものであったかは容易にご想像いただけるでしょう。

 裁判所は、仮処分決定から今回の本訴控訴審判決にいたる幾つもの裁判を通して、わたくしたちに「懲戒事由に該当する事実は認められない」という判断を繰り返して示しました。わたくしたちに対する懲戒解雇はまったく不当な処分であったのです。

 これらの判決を踏まえてわたくしたちは学園理事会に次のことを求めます。

1.ただちに解雇を撤回して、わたくしたちを原職に復帰させること
2.誠意ある謝罪をして、わたくしたちの名誉を回復すること

 地裁判決を真摯に受け止め「ただちに三教授を原職に復帰させる」ように求めた理事長宛の要望書には、鹿児島国際大学教員の過半数を大きく越える数の先生方が署名をされました。卒業生からも学長と同窓会長宛の嘆願書が提出されています。理事会は、こうした学内外の願いや世論に耳を傾け、これまでの司法の判断に従うべきです。この解雇事件に関係し協力した人々は、それぞれの責任を考えるべきでしょう。


投稿者 管理者 : 2006年10月28日 02:59

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