個別エントリー別

« 歴史学研究会、教育基本法の「改正」案の廃案を求める声明 | メイン | 米国からも心配されている日本の数学研究 »

2006年10月31日

国立大学法人の統一財務諸表を、会計検査院が意見書

■産経新聞(2006/10/24)

 国立大学付属病院の財政や運営状況について、大学法人ごとに業務費用などの分類の仕方が異なっているため単純比較できないとして、会計検査院は23日、各大学法人が財務諸表を作成する際の指針となるような統一的な基準を設けるように文部科学省に意見書を提出した。
 検査院は42の国立大学付属病院のうち、25の病院の業務費用などについて調べた。その結果、教員人件費を病院所属の教員に限った大学があったり、医学部所属の教員が診療にあたったときの手当ても含めていた大学もあるなど、計上の仕方がバラバラだった。
 検査院は「大学病院を利用する人に直ちに影響はないが、国民への説明責任を果たす会計基準が求められ、財務情報の比較ができるよう改善が必要」と指摘している。 

投稿者 管理者 : 2006年10月31日 00:00

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://university.main.jp/cgi4/mt/mt-tb.cgi/2561

コメント