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2006年11月01日

弘前学院大学不当解雇事件、新たな訴訟の第1回口頭弁論が始まる

 去る10月10日に、前回裁判で勝訴が確定し地位保全のされた教員に対する学校法人の不当行為に対する訴訟の第1回口頭弁論が青森地裁弘前支部にて開かれた。

 原告に近い筋からの話によると、今度の裁判は3人の裁判官による合議制ではなく、1人の裁判官によるラウンジ法廷での裁判となり、話し合いを基本に進められることとなり、第1回より具体的な内容に話が及んだようである。ただし、裁判官からは和解交渉の宣言等はなされなかった。

 その後、原告の請求の趣旨のうち簡単なもの(事務的なもの)と難しいもの(金銭問題など)とを区別して議論することになった。また、裁判官が、確認の利益がよく分からないとの指摘を受け、原告代理人より、前審確定判決が何を認め何を認めないのか双方でその解釈に食い違いが起こっているため訴訟に及んだ旨、説明が行われた。

今後の日程は、
 第2回口頭弁論 11月7日 16:30より
 第3回口頭弁論 12月13日 11:00より
 第4回口頭弁論 来年1月10日 13:10より


投稿者 管理者 : 2006年11月01日 00:01

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