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2006年11月03日

理事会はもうこれ以上法政大学の名前に泥を塗るな

五十嵐仁の転成仁語
 ∟●理事会はもうこれ以上法政大学の名前に泥を塗るな、11月1日(水)

……

 この日の集会名にもあるように、理事会は来る11月8日の評議員会で寄附行為を改め、理事長優位の体制とし、同時に総長を選ぶための直接選挙制を廃止しようとしています。教学優先の民主主義的な制度を廃止しようとしているわけです。当然、多くの教職員はこれに反対を表明しました。
 それがどれほどのものであったかというと、3分の2を超える人々です。この数字には根拠があります。理事会のやり方に異議を唱えるための署名が集められ、10月31日現在で542人に上っているからです。

……

 しかも、そのような異常は、これだけにとどまらないのです。春から今日にかけて、学内でのビラ配布や立て看板規制に関連しての学生逮捕と処分、付属高校生徒の早朝グラウンド座り込み、付属校の管理職の一方的な非組合員化、武蔵野市の法政一高跡地売却問題での周辺住民とのトラブル、工学部教授会での定年延長問題への理事会の介入、そして、今回の全学教職員集会で問題になった寄附行為の変更と総長・理事の選出方法変更強行の可能性などがあります。
 加えて、この日、役員選出方法をめぐる問題についての団交拒否は不当だとして、法政大学の労働組合・全法政は東京都労働委員会に「あっせん」の申し込みを行いました。役員選選出規定の見直し問題は、労使紛争にまで発展したということになります。……


投稿者 管理者 : 2006年11月03日 00:19

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