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2006年11月21日

横浜市立大、教員組合 昇任人事・教員評価制度についての団交要求

横浜市立大学教員組合
 ∟●組合週報(2006.11.17)

団体交渉申し入れ書

……

二.教員昇任人事および関連事項に関する要求

(1)昇任人事について
 昇任審査で資格要件を満たしていると判定された教員が、任期の定めのない雇用契約から任期つきの労働契約への変更に同意しないことを理由として、昇任発令を受けられないという事態が発生している。任期の定めのない者の昇任に際して、新たに任期つきの雇用契約に応じなければ昇任を認めないという考え方は社会通念から著しく乖離しており、違法性が高いことを当組合は繰り返し指摘してきた。この事態は当該教員自身に多大な不利益をもたらしているだけでなく、本学の教育研究組織構造に歪みと混乱を生じさせているので一刻の猶予も許されない。昇任有資格者と認定された者に対して、任期制受け入れの諾否に係らず速やかに昇任の発令をすることを求める。

……

三.教員評価制度に関する要求

 8月15日に当組合が提出した「教員評価制度に関する質問事項」に対する9月1日付当局回答(以下、「当局回答」とする)の内容は、質問内容に対応した回答を避けている点が多々見られるとともに、回答内容に曖昧さが残るなど、きわめて不十分なものと言わざるを得ず、この回答内容をもってしては到底納得しうるものではない。このような状況では、本格的な試行をおこなう上で必要な前提条件が整ったとは言えない。にもかかわらず、今回当局が「試行」を強行したことは極めて遺憾であり、今回の「試行」は本来的な意味での試行と認めることはできない。
 ここに改めて、以下の点につき質問をおこない、それに対する誠意ある回答を求める。…


投稿者 管理者 : 2006年11月21日 00:00

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