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2006年12月26日

立命館の市立岐阜商系列化・市議会が反発、立命館の常務理事「今後も移管を中心に話し合いを進める」

岐阜市 立命館との覚書断念 市立岐阜商系列化 市議会が反発

■京都新聞(2006/12/19)

 岐阜市は十八日までに、学校法人立命館(京都市中京区)と教育振興などで研究協議する覚書の締結を断念した。岐阜市議会から批判が相次いだためで、市立岐阜商業高の立命館への移管、中高一貫校の設立構想はいったん白紙に戻った。市は「協議は続け、市民が納得し、メリットがある連携の在り方を検討していきたい」としている。

「協議は継続」
 岐阜市企画部によると、十一日の市議会文教委員会で、立命館との覚書について、委員が「提案の仕方が唐突」などと反発した。文教委として「覚書は結ばない」と結論付け、覚書を認めない姿勢を示した。
 立命館は十一月十日、市立岐阜商の移管、系列化や中高一貫教育の実施を提案した。細江茂光市長が十二月四日の市議会で、立命館からの提案を説明し、年内に覚書を結ぶ考えを表明した。
 酒井渉・岐阜市企画調整審議官は「協議をオープンにするための包括的な覚書のつもりだったが、市立岐阜商の移管についての協議のように誤解されてしまった。立命館と協議する場は早急に設けたい」と話している。
 立命館の本郷真紹常務理事は「立命館としては、付属校の設置が課題と考えており、今後も市立岐阜商の移管を中心に話し合いを進める」としている。



立命館と岐阜市の中高一貫計画 覚書締結、白紙に 「説明なし」と市議会反発

■中部読売新聞(2006/12/20)

 学校法人立命館(京都市)が、岐阜市から同市立岐阜商業高校の移管を受けたうえで中高一貫教育を目指した計画に対し、同市が年内にも予定していた覚書締結を白紙に戻すことが19日、分かった。議会側が「事前に説明がなかった」と反発したため。細江茂光市長は、「協議そのものを断念したわけではない」と話している。
 岐阜市によると「覚書はあくまでも立命館からの提案について今後、研究、協議を進めていこうという内容」だったが、議会側から「なぜ初めに立命館なのか」などという反発があり、覚書を白紙撤回することにしたという。
 細江市長は「今後は立命館に限らず、可能性、課題について幅広く研究、協議を進めるが、立命館が選択肢の一つであることには変わりない」としている。


ファイル岐阜2006 (下) 

■中日新聞(2006/12/23)

12月4日 学校法人立命館が岐阜市での中高一貫校を目指し、市立岐阜商業高の譲渡を申し入れていることが分かる。


投稿者 管理者 : 2006年12月26日 00:00

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