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2007年01月08日

立命館、北海道内大学に対する「リストラ指南」

■北海道新聞(2006/12/29)

道内私大 全入時代に立ち向かう 地域密着の学科/資格、就職を重視 立命館は支援業務

 少子化による十八歳人口の減少で、大学・短大の進学志願者と入学者が計算上同数になる「大学全入時代」が二○○七年から始まる。実際は、有名大学に受験生が集中し、地方の私立を中心に、定員割れと経営難が加速すると心配されている。道内で生き残りをかける私大の取り組みと、その支援を事業化しようという「大学ビジネス」を取材した。

…(中略)…

 こうした道内の大学を顧客にしようというのが、立命館大などを経営する学校法人立命館(京都)の全額出資会社「クレオテック」(同)。

 ○六年秋、道庁前に完成したばかりのビルの一フロア約二千七百平方メートルを借り切り北海道事業本部を移した。現在、札幌市立大と道医療大にサテライトキャンパスとして一部を貸し出す一方、同市立大と北大の教職員の給与や旅費などの計算業務を請け負っている。

 立命館慶祥中高(江別市)の教頭だった廣野達也本部長によると、同社の狙いは各大学の教育と研究をより魅力的にしつつ、事務管理部門をスリムにする手法、アイデアを提供すること。各校がばらばらに行っている仕事を集約する「総合事務センター構想」を持っているという。大学のリストラ指南ともみえるが、廣野本部長は「学生を取り合えば、弱い大学がつぶれるのは自明だ。受け身にならず、打って出るお手伝いをしたい」と言っている。……

投稿者 管理者 : 2007年01月08日 00:06

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