個別エントリー別

« APU常勤講師解雇事件、元常勤講師、特別抗告 | メイン | 滋賀県立大、「助手に人権侵害」助教授に謝罪指導 カウンセリング命じる »

2007年03月28日

北陸大学事件、6年制薬学部担当排除問題 「担任外し」の不当性

北陸大学教職員組合
 ∟●組合ニュース244号(2007.3.27発行)

北陸大学事件(6年制薬学部担当排除問題)で明らかになった「担任外し」の不当性

北陸大学理事会の組合攻撃は、
①ターゲットとした組合員教員を教育現場から排除する。具体的には、a)教員の授業科目をなくし、講義の機会を奪う、b)担任外しにより、アドバイジー学生を持たせない、c)入試、父母会などの業務を外す、など。
②当該教員に「担当すべき科目がないので、雇用が終了する」と予告する。
③解雇を通告(整理解雇)する。
というプロセスで行われることを前号(組合ニュース243号)で述べた。薬学部キャンパスにおいても、太陽が丘キャンパスと2年のタイムラグをもって、上記の(解雇通告に至る)プロセス①が始動したと見られる。すなわち、平成18年度からの6年制薬学部への移行に乗じて、3組合員教員をターゲットとして、①の教育現場からの排除が行われた。この教員差別、不当労働行為・支配介入に対して、組合は昨年5月、石労委へ救済申立をした。その審理は平成19年2月16日に結審し、3月中に裁定、命令が出される。
この6年制薬学部担当外し、大学院担当外しの本質は、組合員差別であり、組合攻撃である。労働委員会に提出された理事会側の主張には、真実を隠蔽する不当な主張、虚偽が並びたてられた。そして、審問の中でその不当性、ウソが明らかにされた主張そのものによって、逆に、この事件の本質、真の狙いが鮮明になった。前々号(組合ニュース242号)でその一部を紹介したが、今号では、担任からの教員排除が不当な組合攻撃である事実が判明したことを報告する。……


投稿者 管理者 : 2007年03月28日 00:01

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://university.main.jp/cgi4/mt/mt-tb.cgi/3247

コメント