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2007年04月04日

国際教養大、慰謝料支払い拒否 契約打ち切り問題、教員側に回答示す

■秋田魁新報(2007/03/21)

国際教養大、慰謝料支払い拒否
契約打ち切り問題、教員側に回答示す

 国際教養大(中嶋嶺雄学長、秋田市雄和椿川)の教員十人が、新年度以降の雇用契約を更新しないとの大学側の決定を不服とし、連合系の「秋田コミュニティ・ユニオン」を通じ、中嶋学長に一律五百万円の慰謝料の支払いなどを条件とする和解を申し入れていた問題で、同大は二十日、同ユニオンに「和解の必要性はない」などと回答、要求を拒否した。
 大学側と教員側が開学時の平成十六年四月に結んだ雇用契約では、全教員に対し三年間の任期制を適用。大学は昨年七月、任期切れとなる教員二十七人全員に十八年度末での契約打ち切りを通告するとともに、契約更新を希望する場合は再応募するよう求めた。これに対し、同ユニオンは▽契約書は、大学の定める業績評価の結果などにより再契約できると規定している▽複数の教員が大学幹部から契約更新に期待を抱かせるような話をされている▽契約更新しないとの大学側の判断基準が明確でなく、有期労働契約について規定した労働基準法に違反する―などとし、「契約の打ち切りは明らかに無効」と主張していた。
 同大事務局は「契約や手続きに何ら問題はない」としている。


投稿者 管理者 : 2007年04月04日 00:10

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