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2007年04月02日

APU元講師の訴え棄却、最高裁へ特別抗告 京都で集会も

立命館教員ネット
 ∟●APU元講師の訴え棄却、最高裁へ特別抗告 京都で集会も

 昨年3月末で解雇された立命館アジア太平洋大学(APU)の元日本語常勤講師が地位保全の仮処分申請を大分地裁で退けられ、福岡高裁に抗告していたが、19日に棄却された。元講師側はさっそく最高裁に特別抗告を行った。

 開学前に「一応任期はあるが、本人が望めば60歳の定年まで更新ができる。昇進・昇給はないが、それでも良ければどうぞ定年まで働いてください」という説明があったにも関わらず解雇されたことを不当として撤回を求めているが、高裁は発言があったことは認めたものの、契約に関わる法律的な意味合いを持つ行為ではなかったと判断した。

 これについて元講師側は「10数人の人が真に受けてAPUに人生を賭けた。その人たちの人生設計を狂わせたことに裁判官が目を向けていない。素朴な感情からしても全くおかしい。救う手だてを探すのが裁判所の役目ではないか」と"不当判決"に憤っている。元講師を支えている大分地域労組などでは、来月12 日には立命館大学教職員組合をはじめ京都総評、京滋私大教連が主催者に加わり京都で支援集会も開催することにしている。


投稿者 管理者 : 2007年04月02日 00:04

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