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2007年04月02日

北陸大学教職員組合、解雇差し止め訴訟を全面支援

北陸大学教職員組合
 ∟●組合ニュース第245号

新執行部や活動方針を決定

……

解雇差し止め訴訟を全面支援

Ⅲ 活動方針
 下記のような方針が採択された。
1 教職員組合は学内民主化、即ち正常な大学運営による、教育・研究環境の改善と生活の向上を運動の目的としてきた。前年度発生した組合員教員個人に対する理不尽な処遇は、このような組合に対する攻撃と受け止めて、
(1)解雇通知を出された2組合員について地位保全の仮処分の申立と解雇差し止めの本訴を全面的に支援する。
(2)薬学部における不当労働行為・支配介入に対しても継続して闘う。
(3)設立が予想される「2教員の訴訟を支援する会」に全面的に協力する。
2 給与制度改革と昇給について
 平成13年度から6年間、年齢給だけの昇給となっている。団交での説明では、事務職と教育職を平均して0.5%昇給である。組合は例年3%の昇給を要求したが、まったく実現しなかった。隔たりがあまりにも大きい。来年度から実施予定と予告された給与制度改革を機に、人件費比率45%までの昇給を要求する。ちなみに、私立学校振興・共済事業団発表の医・歯学系を除く大学の全国平均は、過去10年以上50%台から52%台を推移している。賞与については公平な支給基準と運用を要求する。
3 組合活動の再構築
 ここ数年の幹部組合員に対する攻撃と教員管理の強化により、組合活動に一部で萎縮傾向が見られる。しかし、一方で、大学の現状は無責任なリーダーシップにより、かえって研究教育に専念できる環境が破壊され、以前にも増して組合の存在が重要になってきた。それゆえ、おかしいことをおかしいと言い、北陸大学の研究と教育を向上させるためには、改めて教職員の連帯を強める必要がある。そこで
(1)被解雇通知者支援活動と不当労働行為に対する闘いを拡げることによって、組合活動の新たな担い手を増員する。
(2)闘争資金確保と組合の体力強化の意味でも組合費の納入を促進する。……


投稿者 管理者 : 2007年04月02日 00:05

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