個別エントリー別

« 都立大・短大組合、2つの文書を公開! | メイン | 日本私大教連、声明「アメリカの戦争に奉仕・貢献・支援する憲法違反の法案・条約に反対する」 »

2004年05月08日

自由法曹団、意見書「こんなことでいいのだろうか−衆議院での戦争法制審議から−」

意見書と平和・憲法:こんなことでいいのだろうか−衆議院での戦争法制審議から−(PDF:96KB)(2004/05/07)


こんなことでいいのだろうか

−衆議院での戦争法制審議から

はじめに・・戦争法制審議の2週間
1 「60万字」は解明されたか‥「神を恐れぬ法案」の国会審議
2 どのように戦争に突入していくか・・作戦法制の答弁が語るもの
   行動関連措置は無限定/提供した弾薬・物資の行方は/
   不審者がいれば臨検・発砲
   港や空港は米軍・自衛隊が優先/国際人道法は外に出て行く戦争のため
3 「国民保護法」はどう運用される‥生命を守るのは「自己責任」
   自治体は「計画」を押しつけられる/自主性や自由は圧殺される
   「決め手」になるのは「実地訓練」/担い手は「自警団」
4 アメリカはどう語られたか‥なにも知らされず、それでも絶対的に信頼
おわりに・・ 4月中下旬というこのとき

2004年 5月 6日

自 由 法 曹 団

はじめに‥戦争法制審議の2週間

 4月13日、衆院本会議で戦争法制(事態対処法制=有事7法案・条約3案件 3月9日国会提出)の趣旨説明と代表質問が行われた。法案は武力攻撃事態対処特別委員会に付託され、13日から連休直前の28日までほぼ連日の審議が続けられた。審議日数は10日、実審議時間は約35時間、本会議・委員会を含めて質問者は延べ52人である。
 4月28日、委員会は「次回は5月10日」と確認して小休止に入った。民主党が「有事法案衆院通過の条件」としていた「緊急事態基本法・骨子」について、連休の間に民主党と与党の間での調整が成立したと報じられており、5月10日には法案をめそる状況は大きく変化するものと考えられる。
 全国1600名の弁護士で構成する自由法曹団は、法案提出を受けた3月26日に第1意見書「戦争の道を歩んではならない − 戦争法制(有事7法案・条約3案件)に反対する」を発表し、審議入りの4月13日には第2意見書「戦争法制13の疑問」を発表して、法案の問題点や疑問を指摘してきた。4月中下旬のこれらの問題点を解明し、疑問に答えるものになっていたか。本意見書では、戦争法制の衆議院審議の検証を試みる。

…以下,省略

[関連意見書]
自由法曹団意見書「戦争の道を歩んではならない」(2004/04/05)
「戦争法制13の疑問 あなたならどう考えますか」(2004/04/19)

投稿者 管理者 : 2004年05月08日 00:04

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://university.main.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/901

このリストは、次のエントリーを参照しています: 自由法曹団、意見書「こんなことでいいのだろうか−衆議院での戦争法制審議から−」:

» どさくさにまぎれた有事法制7法案の衆院通過は与党の謀略か? from Blog for Japan
年金問題で国会が混乱している中、有事法制関連7法案が衆院を通過した(毎日新聞)。「戦後」を大きく変えるような重要法案であるにもかかわらず、ほとんど議論も行われずどさくさにまぎれて通そうとする横暴さが信じられない。 この法案はあまりにも多くの問題をはら... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2004年05月21日 01:14

コメント