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2004年11月19日

愛知県、「1法人3大学」素案 3県立大の統合見送り

朝日新聞(11/18)

 県立大、県立芸術大、県立看護大の3大学の「あり方検討会議」(座長・奥野信宏中京大大学院教授)の最終会議に向けた会合が17日、県庁であり、会議事務局から、統合は見送り、「1法人3大学」と提言する素案が示された。この日出された委員の意見を反映して、今月末に開かれる最終会議で報告書をまとめ、神田真秋知事に提出する。

 会合は非公開で、これまでの議論を踏まえて事務局側がまとめた報告書の素案が検討された。

 素案には、3大学間の連携を考慮して、効率的な経営と企画立案能力の強化などの視点から、3大学を一括して設置、運営する公立大学法人を設立することが望ましい▽県立大と県立看護大については将来において統合の可能性もありうる、といった点が盛り込まれ、委員がそれぞれの意見を述べた。「報告書は断定的なものにせず、選択の余地を残した方がよい」といった意見もあったという。

 「1法人3大学」となった場合、1法人が複数の大学を設置する例は全国でも珍しいという。


[本ブログの過去ニュース]
独自化、効率化で議論-県立3大学あり方検討会(2004年10月25日)
愛知県立3大学の再編問題(2004年10月20日)
愛知県立大、県立大の方向性11月提言、愛知県が検討会議(2004年08月14日)

投稿者 管理者 : 2004年11月19日 01:53

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