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2005年02月11日

琉球大学学長選問題、永井氏の手紙

■「意見広告の会」ニュース248より

永井氏の手紙

友人、知人の皆様:

拝啓 お変わりなく元気にお過ごしと拝察致します。
先日「立候補の報告と若干の所感(見解)」をお送りした皆様に(マスコミ各位も含めて)続報をお送りします。

前回の報告には、東京大学野村教授と大分高専梅津教授から、了解と支援等のメールをそれぞれ頂きました。有り難うございました。いずれも短い文面で公表しても差し支えないと判断されますので、添付の学長選通信ファイルに掲載致しました。特に梅津教授のメールには「法人化の真の狙い」が指摘され、「大学人の決起」を求めるものとなっています。また今回「学長選通信」を整理するにあたり、拙稿1/7新聞論壇に対する一卒業生からの便り(匿名)を頂いていましたので、原文を起こして、通信の2番目に掲載しました。琉大の教員の皆様には是非ご一読下さい。

さて、本日の工学部教授会で「昨日開催された意向調査(選挙)管理委員会は学長候補者として2名の報告を受けた。2名は森田(現学長)氏と矢ケ崎(理学部長)氏であった。委員会としてはこの2名を明日(2/9)公示し、予定通り2/21調査を実施する。なお2名以外の記名票は全て向こうとなる」旨の報告がありました。全くだらしない「管理委員会」であり、当局も「正面突破以外道を見いだし得ない」状況と思われます。私は当然教授会構成員全員と工学部長に「大学当局に強く抗議し不正と異常状態を正すよう」お願いしました。共感は得られていると信じます。

教授職員会執行部の皆様:「学長選挙の民主主義擁護のために」闘って下さい。2/16と(学長より)聞きました「立会演説会」は開催されるのでしょうか。

法文学部の友人の皆様:小生の「立候補者としての地位」は如何にすれば保全されましょうや。先日の靖国訴訟に対する「那覇地裁判決」を聞くに付けても(私は)あまり裁判所をあてにできません。ご指導ご助言を切にお願い致します。

何よりも今回、森田先生や矢ケ崎先生を推薦された皆様:大学を思い、大学の自治、学長選挙の民主主義を思う気持ちは「小生以上」と信じています。どうぞ、学長選考会議(新城議長)調査管理委員会(山城委員長)に働きかけて、私を含む「3名の候補者」が公示され、「正々堂々の明るい選挙」が実現されるようご尽力下さい。森田候補ご自身の気持ちは「永井と同じである」との感触を先日(2/2締め切り日)得ています。ご本人にもお確かめ下さい。

友人知人の皆様:これは間違いなく大学自治を巡る民主主義勢力(自覚した大学人)と反動政府与党(この人たちは「実は閉塞状況」にありますが)との権力闘争です。「東北大学市」でも早晩「大学人の反撃」が組織されますし組織されなければなりません。憲法と教育基本法の改悪を策する彼等に「未来は無いこと」を悟らさねばなりません。私は(当落にこだわらず)2/21まで精一杯闘います。ご支援をお願いするとともに、最後まで「明るく闘う」ことを誓いましょう。

マスコミの皆様:沖縄ジャーナリズムの真価が問われていますよ。
以上です。

敬具 2/8 19:40
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903-0213 沖縄県西原町千原1 
琉球大学工学部 永井 獏(實)

【論壇】 政府の干渉を許すな 琉大学長選は従来通り実施を 永井 實(琉球新報2005年1月07日)
「意見広告」呼びかけ人の永井實氏が琉球大学学長選に立候補 立候補の報告と若干の見解 「意見広告の会」ニュース247(2/05)

投稿者 管理者 : 2005年02月11日 00:40

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