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2005年06月29日

湘南工科大学不当解雇事件、横浜地裁 教員側完全勝訴の判決(速報)

湘南工科大学事件

 湘南工科大学不当解雇事件本訴裁判において,6月28日,横浜地裁は,原告教員2名の勝訴判決を言い渡しました。新聞報道によれば,地裁決定では,大学側が主張する解雇理由をすべて否定し、「有力な組合員である教授らを学外に放逐するためと考えられる。教授らは多大な精神的苦痛を受けた」と述べたようです。その上で2名の教授らの地位を認めるとともに、解雇以降の賃金と、慰謝料計600万円の支払いを命じました。
 不当労働行為事件での高裁の決定に引き続き,本当によかっと思います。労組を支援し控訴の断念を強く求めたいと思います。 (ホームページ管理人)

(2005.06.28) 2005.06.28 の横浜地裁で組合側完全勝訴の判決があった。大学理事会がこの判決を受けて、控訴せず、二人の現職復帰を受け入れるかどうかが現在の問題である。傍聴席は組合側の人たちであふれた。

[横浜地裁決定を報じたニュース]
組合員の教授ら解雇無効=湘南工科大に賠償命令-横浜地裁(時事通信6/28)
元助教授ら懲戒解雇は無効 横浜地裁「違法明らか」(共同通信6/28)

当サイトにおいて,これまでの湘南工科大学、不当労働行為事件および不当解雇事件の記事は以下に掲載しています。
(私)湘南工科大学(2004年11月まで)
(私)湘南工科大学(2005年5月まで)

投稿者 管理者 : 2005年06月29日 01:13

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