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2005年08月12日

平安女学院大守山キャンパス、滋賀県が補助金6億円の返還を条件に無償譲渡を承認

滋賀県が無償譲渡を条件付承認 平安女学院大守山キャンパス(京都新聞8/10)
平安女学院大移転問題:県、補助金6億円の返還求める /滋賀(毎日新聞8/11)

 平安女学院大びわ湖守山キャンパスについて,滋賀県は平安女学院に交付した補助金のうち,約6億1700万円の返還を受けることを条件に、施設や設備を守山市に無償譲渡することを承認した。この約6億1700万円という金額は,「本部研究棟や講義棟、図書館などの現在の価値について、開学から5年が経過したことなどを踏まえ、約19億円と査定し」「これに事業費に対する県の補助率約32%をかけて返還額を決めた」とされる。

 守山キャンパスにある建物・施設の現行価値が19億円と査定されたことから,土地も含めた同キャンパス全体の現価値は少なくとも37億円以上であることがわかる(約39,000平方メートル土地の価格については,守山市が用地取得費及び造成費として平安女学院に補助金で交付した金額は18億3600万円であった)。この資産は,今後立命館に無償譲渡される。

 他方,同キャンパスをめぐって,守山市が出した補助金総額は,今回,県が平安女学院に返還を求めた6億1700万円を同学院に代わって支払うため,これに最初に補助した約25億6500万円を加えて,総額31億8200万円となった。

投稿者 管理者 : 2005年08月12日 01:35

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