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2005年10月06日

株式会社大学、LEC東京リーガルマインド大学の実態

首都圏大学非常勤講師組合
 ∟●『控室』第56号 PDF版318KB (2005.09.25)

LEC 東京“イリーガル”マインド大学の実態

LEC 大学専任教員

【専任=ぬかよろこび】
 私は、この春から日本最初の株式会社立大学、LEC 東京リーガルマインド大学(以下、LEC 大学)の専任教員に就任した。昨年、非常勤をしており専任就任を依頼されたのである。専任になれば研究もできるし、新しい大学をつくる手助けもできるという希望をもっていたが、間もなくそれは打ち砕かれた。
 実は最初からおかしいと思っていた。専任になっても非常勤と同様に業務委託契約のままといわれていたからだ。それでも専任という地位が得られる魅力が大きく、気にしないようにしていた。いずれ契約形態を見直すと聞いていたので、すぐに常勤になるだろうと楽観していた。ところが、あることから、200 名以上いる専任のほとんどが委託契約であることがわかった。大学側に常勤にする意思がないことがはっきりした。その後、大学の実態をいろいろ調べたり、学生と話すうちに、LEC 大学の異常さがわかってきた。
 正直言って、大学をやめればこの異常さから解放される。しかし、辞めるにしても、この異常でインチキな大学の存在を許すことは社会悪である。誰かが問題を解決しなくてはならない。そこで、非常勤講師組合に助けを求めることにした。さて、私個人のことはこれくらいにして、以下、LEC 大学の概要と実態を述べていく。……


投稿者 管理者 : 2005年10月06日 00:00

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