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2005年11月04日

大学や研究機関の拡大志向を放置、ポスドク”1万人

http://www.mainichi-msn.co.jp/science/rikei/news/20051102ddm016070133000c.html

流動化の時代/1 漂う“ポスドク”1万人

顕微鏡をひたすらのぞき、真理を追究する。博士号を持つ人材は貴重な戦力だが、身分の不安定と背中合わせだ=東京都内で(本文と写真は関係ありません) 研究の世界に「流動化」の波が押し寄せている。科学技術政策の指針となる「科学技術基本計画」は、人の入れ替わりを盛んにすることで研究は活性化する、とうたい、流動化を奨励した。教授のイスに「任期」をつける大学が現れる一方で、30代半ばになっても定職が見つからない博士たちが大量に生まれている。……

 ◇「矛盾の根源は政府の認識の甘さ」

 ……しかし根源は政府の認識の甘さです。「素晴らしい制度だ」と評価するだけで、十分な分析もなく、大学や研究機関の拡大志向を放置した。本来のポスドク政策とは「優れた若手研究者の武者修行の場」だったはずです。ところが、研究費が増えて仕事も増えるから、人を増やせ、という論理が出てきて思考停止した感があります。……


投稿者 管理者 : 2005年11月04日 00:04

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