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2006年01月24日

立命館アジア太平洋大学常勤講師解雇問題、いよいよ最終局面・正念場 本日第5回目の団体交渉

APU分会

1月24日(火)に5回目の団体交渉―要求実現へ向けての最終局面⇒⇒「争議通告書」「支援署名」提出へ

今度こそ大学側の誠意ある回答を求む!!

じゅんこの思い より

■2006/01/20 (金) APU分会 頑張れ!

 昨日(1月19日)付の「しんぶん赤旗」の5面(国民運動のページ)に、別府市に誘致されたAPU(立命館アジア太平洋大学)の常勤講師の問題が大きく掲載されていた。県議団のHPに転載。
 http://homepage3.nifty.com/jcp-oitakengidan/new.060119apusiminsyukai.html
 
 今年3月で解雇通告されている常勤講師の方々の気持ちを思うと、昨年末から胸が痛んでいたんで・・・・・・。早く円満解決し、引き続きAPUでの教育にたずさわってもらいたい思いで一杯だ。そして、立命館の組合は常勤講師の問題を、職員全員にかけられている攻撃だとして、一緒にたたかってほしい。労働者をめぐる問題が厳しくなっているだけに、手をつなぎ団結する事が重要だ。実際、正規職員も非正規雇用の問題も含めて運動し、パート労働者の待遇改善につながっている例は、私鉄や各チェーン店などでいくつもある。

 私立大学も国の改革・補助金削減や少子化という中で生き残りをかけねばならないだろうが、しかし、だからといって開学からともに頑張ってきた先生達を、こんな形で非情に切り捨てるなんて良いはずがない。小泉改革は、国民全体にかけられているのだ。小泉と一緒に労働者を追い詰め、さらには大学教育の質の低下を招くやり方では、しだいに人々から背を向けられていくのではないだろうか。理事会には、国民や労働者とともに「小泉改革」をはね返す立場に立ってもらいたいものです。

じゅんこの思い

■2005/12/19 (月) 大学の質の低下を招く「首切り」反対! より

 昨年の夏から相談を受けていた立命館アジア太平洋大学(APU)の常勤講師の方々のリストラ問題で、先日別府市で「APUの明日を考える市民の集い」が開かれた。約70名の参加があり、留学生や日本人学生からも「先生を辞めさせないで」と訴えがあった。流暢な美しい日本語を話す留学生に、常勤講師のみなさんが素晴らしい教育を実践してきた成果だなと確信した。

 これまでの様子はホームページを立ち上げているので参考に読んでいただきたい。http://www.geocities.jp/apuunion/そして支援の輪を広げていただきたいと思います。平和と民主主義を建学の精神とする立命館が、採用のときの約束を反故にするような、ひどいやり方を見逃すわけにはいかない。

 別府市の土地を無償提供し、42億円の市税をつぎ込み、県からは150億円の建設費用を出してもらい、アクセス道路含めて300億円とも言われている公的支援を仰いだ立命館。開学の前には、巨額な公的支援や開発問題など不安なこともあって市民の反対運動が広がった。が、今となっては、赴任された職員や大学生、留学生は、貴重な知的人材として、別府市民は町づくりに一緒に取り組む仲間として受け止めている。

 そうしたAPUで、非情なリストラは許されない。県に対する申し入れの中で、県は「私学ですが、県民の税金を投入した経過を考えると、この問題で広瀬県政が批判にさらされることのないように」と、その趣旨は伝えると答えた。行革や構造改革の名で、開学から貢献してきた常勤講師を追い詰め、教育の低下を招くことがあってはならない。市民県民の批判がこれ以上大きくなる前に、常勤講師の解雇を撤回し、継続雇用を求めたい。


投稿者 管理者 : 2006年01月24日 00:13

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