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2006年05月22日

佐藤・目白大学学長 安易な設置形態懸念、株式会社の参入解禁にも言及

全私学新聞

佐藤・目白大学学長 安易な設置形態懸念
株式会社の参入解禁にも言及


【大学分科会制度部会】
……

 ヒアリングで佐藤学長は、質保証の観点からみた問題点として、「資格取得や技能の習得に特化した大学」「専門学校や学部とのレベルの違いが明確でない専門職大学院」などを例示。
 さらに教員・職員などについては担当時間や給料が極めて少ない専任教員、ほかに本務を持っている専任教員、研究実績のない「実務家教員」が大部分を占める大学など、さまざまな例を指摘した。
 一方、平成十五年度の大幅緩和による影響として株式会社の参入解禁などについて言及した。佐藤学長は「マーケットが決めるから良いではないか、という市場主義では、実情はなかなか見えない。入学してみたらだいぶ(教育内容が)違ったという声も聞く」などと批判した。
 また佐藤学長は「安易な設置形態が増えたという印象はぬぐえない。学生確保の環境は深刻だが、低レベルな学習に迎合するのであれば、我が国の教育の質の低下につながる。事前チェック、事後チェックの一貫した評価システムが必要」と強調した。


投稿者 管理者 : 2006年05月22日 00:00

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