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2006年05月29日

神戸大学教職員組合、非常勤職員に関する要望書を提出 「雇用3年期限を撤廃すること」

神戸大学教職員組合
 ∟●組合ニュース(2006.05.16)

非常勤職員に関する要望書を提出しました

組合は5月12日、3月に行った非常勤職員を対象としたアンケートにお寄せいただいた要求や意見に基づき大学当局に対して以下の要望書を提出しました(アンケートの集計結果は「月刊しょききょく」4月号をご覧下さい)。

非常勤職員の常勤職員採用等に関する要望書

 大学は去る3月、非常勤職員を対象として事務職員採用試験を実施し、2名の方が採用されました。国家公務員制度のもとで閉ざされていた非常勤職員の常勤職員への道を開かれたことは大きく評価されます。しかしながら今回の試験採用については、年令制限が設けられたために多くの希望者が受験できなかったこと、事務職に限定されたために他の職種での常勤希望者の受験機会がなかったこと、などの問題点があります。また今回限りの措置であると大学が表明されていることは、今回の募集に予想以上の応募があったことに示されている非常勤職員の常勤職員への強い希望を考慮されていない点でも、多くの非常勤職員がその高い能力を発揮し大学に貢献する機会を失わせる点でも、非常に問題です。

 組合は今回の試験に関するアンケートを行いましたが、大きな反響があり、多くの意見が寄せられました。組合はアンケートに記述された要求や意見に基づき、大学が次のことを実施されることを要望するものです。

1.非常勤職員の常勤職員採用試験は今後とも続けて行うこと。
試験実施にあたっては次の諸点を行うこと。
1)年令制限は設けず、受験の機会を等しく与えること。
2)募集通知は周知徹底し、試験日までに一定の期間を設けること。
3)一般事務以外の職種についても常勤職員採用の道を設けること。
4)業務に関連した試験内容を含めること。

2.今年度の団体交渉要求事項のうち、非常勤職員に関係する次の事項について実現を図ること。
1)パートタイム職員に一時金(ボーナス)を支給すること。
2)非常勤職員の休暇(有給休暇および特別休暇)、育児・介護休暇を常勤職員と同等にすること。
3)非常勤職員の雇用3年期限を撤廃すること。


投稿者 管理者 : 2006年05月29日 00:01

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