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2006年08月25日

神戸大学教職員組合アンケート、教職員は心身ともに疲労困憊!

神戸大学教職員組合
 ∟●組合ニュース第3号(2006.08.21)

教職員は心身ともに疲労困憊!
健康問題についてアンケートを実施

……

6.大学は政府の5%人件費削減方針を実行するために、大学教員の半年間の欠員不補充、職員の18年度中の欠員不補充を実施しています。このために困っておられるようなことはありませんか。

・欠員不補充のために、一人の仕事負担が倍増した。自分の研究がまったく出来ない。
・教育・研究の能力・体制の弱小化。(公務員でも減らすべきところから減らすこと、を要望します。) あなたの子供がどういうところで教育・研究を行うかを考えてみて、また、そのために家族や初等教育の先生方がどのような境遇におかれているのかを見ていただきたい、と思います。しかしながら、教員の資質も低下していることは問題であります。
・部署内で全体的に、人手が足りない、という声があるようです。
・現実に窮しているほどではないが、授業負担などで問題も出てきている。教育の充実を計るなら、事務職、教員職ともに減らすべきではない。
・公立学校のように加配教員がいないので、附属の生徒たちも多様化し、とくに不登校生に対する個別支援が行いにくい。(養護教諭が兼務しており、本来の保健室の業務に支障が出ている。)
・ちょうど法人化の直前に本研究室の教授が定年退職されたため、その後ずっと補充がなく、残されたスタッフの仕事量が増えました。現教授の病気、私の鬱病もこれが大きな原因だと考えています。
・講義担当者の割り振りに困っており、教員の負担が増加している (これからも負担が増えるであろう)
・改革や外部資金獲得のための書類書きの雑務がかつてに比べて膨大に増えている。それに対応するため、研究・教育時間を切り詰めざるを得ないのが実態だ。改革や外部資金獲得等を強調するのであれば、それをきちんと支援するような実務体制・定員確保をしてほしい。
・カリキュラムの実行に関して、退職教員の補充が遅くなるため、開講に支障を来す講義が出てきたりしていますが、非常勤講師などによって学生さんに不利益が生じないよう、極力努力しているのが現状ですが、非常勤講師の採用も予算削減のため、不自由になりつつあります。
・現在も、病欠の方の仕事の分担を、他の係の係長と補佐が兼任でこなしているようです。仕事量の増え方も普通ではないような印象を受けます。体調を崩すことも多いようなので、欠員不補充を実施することで結局新たな休職者が増えるのではないかと危惧します。……


投稿者 管理者 : 2006年08月25日 00:00

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