研究者の地位と権利を守るための全国的ネットワークをつくろう!

2007年4月26日

石川県労働委、北陸大の不当労働行為を認定 組合活動理由に担当教員外す

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070425-00000204-mailo-l17

 北陸大(金沢市)が組合活動を理由に薬学部の教員3人を担当科目から外したことは不当労働行為にあたるとして、石川県労働委員会は10日付で同大に対し、3人を担当教員として扱うよう命令した。
 北陸大教職員組合は、所属する薬学部の教授(64)ら3人が大学院担当の教員などから外されたのは組合活動が原因だとして、昨年5月に同委員会に救済の申し立てを行っていた。
 大学側は「研究業績などから判断した」などと説明していたが、同委員会は教員側の主張をほぼ全面的に認め、「組合嫌悪に基づく組合員差別の意思が推認される」として不当労働行為と認定した。
 命令に強制力はないが、同組合の林敬執行委員長は「大学側は公的な命令を尊重し、理性的に解決する道を選んで欲しい」と話している。

|