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2007年4月27日

立命館、「理事長の一存で無制限に退任慰労金が支給される規定 常軌を逸した手続き」

立命館教職員組合連合ホームページ
ゆにおんNo.11

―立命館教職員組合連合執行委員会アピール─


■今回の総長・理事長の退任慰労金の改定には、以下のような問題点があります。

 総長・理事長の退任慰労金改定の詳細が明らかにされました。すでに新聞でも報道されたように、試算によると、前理事長(現相談役)は改定前約6千万円の慰労金が、改定後約1億2千万円に、前総長(現理事長)は改定前2千万円が改定後約4千万円になったはずです。なお、前理事長・前総長とも教職員としての退職金は一度受け取っています。私たち立命館教職員組合連合の見解を明らかにしたいと考えます。

==要旨==

●あがり続ける学費の一方で、理事長・総長の退任慰労金が倍増することは許されません。

●1億2千万円という退任慰労金は公益事業にたずさわり、私学助成を受け、税金を免除されている学校法人としては、一部のワンマン的経営私学以外では、異例に高く、社会的に説明がつきません。

●2005年以来一時金一ヶ月カットが継続されるなか、教職員には事前に何ら明らかにせず、いきなり理事長・総長の退任慰労金を倍増させたことは、教職員の士気を大幅に低下させる重大な問題点です。

●理事長の一存で無制限に退任慰労金が支給される規定となっていること、3ヶ月も前の理事長退職時への遡及適用を行ったことなど、常軌を逸した手続きが許されている点です。

●COE不正流用事件で前総長(現理事長)への減給処分を行った同じ理事会で、前総長(現理事長)の退任慰労金の倍増を行うというのはあまりにも厚顔無恥です。

詳しくは、ゆにおんNo.11をご覧ください

2007年4月23日

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