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2007年5月15日

自由法曹団、改憲手続法案の強行採決に強く抗議する声明

自由法曹団
 ∟●改憲手続法案の強行採決に強く抗議する声明

改憲手続法案の強行採決に強く抗議する声明

1 自民・公明の与党は、5月11日に参議院憲法調査特別委員会で、引き続き5月14日に本会議で、改憲手続法案(国民投票法案)の採決を強行した。慎重審議を求める国民の願いを踏みにじり、中央公聴会も開かないまま、審議を打ち切って採決するという前代未聞の暴挙である。

自由法曹団は、強い怒りを込めてこの暴挙に厳しく抗議する。

2 参議院の審議は、4月16日に始まったばかりにもかかわらず、与党は連日審議を強行し、1カ月もたたないうちに採決を強行した。議事録を精査することもできない異常な拙速審議であった。参考人質疑や地方公聴会はいずれも直前に日程が設定され、参考人や公述人から「急に出席が決まり資料を読み込む時間がなかった」などの批判が相次いだ。5月10日の参考人質疑に至っては、日程を提案した与党が推薦する参考人はだれも出席しない異常なものであった。……


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