研究者の地位と権利を守るための全国的ネットワークをつくろう!

2007年5月18日

国際教養大の雇用打ち切り 外国人教員、賠償提訴へ

■東京読売新聞(2007/05/16)

 秋田市雄和椿川の国際教養大(中嶋嶺雄学長)の外国人教員が、雇用契約を更新しないとする大学側の決定を不服として、大学側を相手取り、損害賠償を求める訴訟を起こすことが分かった。
 教員が加盟する「秋田コミュニティ・ユニオン」によると、教員10人は一律500万円の損害賠償を求めていたが、大学側は拒否。教員側の相談を受けた県労働委員会は、大学側が一律100万円と再就職が決まっていない5人の雇用保険(3か月分)の計約1336万円を支払うとする仲介案を双方に示したが、「違法はない」(同大)などとして、不調に終わっている。

|